料理や掃除のときに活躍するエプロンですが、使ったあとの収納に困っている方は意外と多いものです。適当にたたんでしまうとシワだらけになり、フックにかけると紐が絡まって取りにくくなることもあります。
エプロンはたたみ方と掛け方を少し工夫するだけで、シワを防ぎながらスッキリ収納できるようになります。この記事では、エプロンの種類別のたたみ方から、掛ける収納・引き出し収納のアイデア、洗濯後の干し方まで詳しく解説します。

エプロンの種類と特徴
エプロンにはいくつかの種類があり、それぞれ構造が異なります。まずは自分が使っているエプロンの種類を確認しておきましょう。
胸当てタイプ(首掛け型)
首にストラップを掛けて、腰で紐を結ぶもっとも一般的なタイプです。家庭用のエプロンとして広く使われています。首掛け部分と腰紐の処理がたたみ方のポイントになります。
胸当てタイプ(たすき掛け・H型)
背中でストラップが交差する「たすき掛け型」や、背中でH字にストラップが繋がっている「H型」は、肩からずり落ちにくいのが特徴です。ストラップが複雑な分、たたむ前にストラップの向きを整えておくことが大切です。
腰巻きタイプ(カフェエプロン)
腰から下だけを覆うカフェエプロンは、構造がシンプルなのでたたみやすいタイプです。紐が長いものが多いので、紐の処理がきれいにたたむポイントになります。
かぶるタイプ(スモック型)
頭からかぶって着るスモック型は、保育士さんや幼稚園の先生がよく使うタイプです。袖があるため、たたみ方は一般的な衣類に近い手順になります。
買い替えを考えているなら、水や油をはじく撥水加工のタイプは汚れが落ちやすく、洗濯の回数を抑えられます。
エプロンのたたみ方(種類別)
エプロンの種類に合わせた正しいたたみ方を紹介します。シワを最小限に抑えながらコンパクトにまとめましょう。
胸当てタイプのたたみ方
まず、エプロンを裏返しにして平らな場所に広げます。首掛け部分を下に折りたたみ、腰紐は左右に広げた状態にします。本体の左右を中央に向かって折り、細長い形にしてから、下から上に3つ折りにします。最後に腰紐を折りたたんだ本体に巻きつけるか、中に挟み込むときれいにまとまります。
カフェエプロンのたたみ方
カフェエプロンはシンプルな形なので、縦に半分に折ってからさらに半分に折り、最後に3つ折りにするだけでコンパクトになります。腰紐は本体の上にきれいに重ねてからたたみましょう。
スモック型のたたみ方
スモック型は、裏返して平らに置き、袖を内側に折り込んでから、身頃を左右4分の1ずつ折りこんで中央で合わせます。そのあと下から上に向かってくるくると丸めると、シワになりにくくコンパクトに収納できます。

エプロンの掛け方(掛ける収納)
エプロンを毎日使う方には、たたまずにフックなどに掛けて収納する方法がおすすめです。サッと手に取れて、シワも気になりません。
キッチンのフックに掛ける
キッチンの壁やパントリーの扉裏にフックを取り付け、エプロンの首掛け部分を引っかけるだけのシンプルな方法です。使いたいときにすぐ手に取れるのが最大のメリットです。粘着式やマグネット式のフックなら、賃貸でも壁を傷つけずに設置できます。冷蔵庫の側面やレンジフードなど、金属面があればマグネットタイプが手軽です。
ドアフックを活用する
ドアの上部に引っかけるタイプのドアフックは、工具不要で取り付けられます。キッチンやパントリーのドアにドアフックを設置すれば、デッドスペースをエプロン収納に活用できます。
専用のエプロンハンガー
エプロン専用のハンガーを使うと、シワを防ぎながら美しく掛けられます。クリップ式のスカートハンガーで腰部分を挟んで吊るす方法もあります。クローゼット内に掛けておけば、生活感を見せずに収納できます。
フックに掛ける際は、エプロンの紐が絡まないよう軽く結んでおくか、紐をポケットに入れておくと取り出しやすくなります。
エプロンの引き出し収納
エプロンを見せたくない場合や、複数枚持っている場合は、引き出しや棚に収納する方法もあります。
立てて収納する
たたんだエプロンを引き出しの中に立てて並べると、上から見て全体が見渡せるので、使いたいエプロンをすぐに選べます。ファイルケースやブックエンドで仕切りを作ると、倒れずにきれいに並びます。
丸めて収納する
エプロンを丸めて収納すると、折りジワがつきにくくなります。引き出しの中にケースやボックスを入れ、丸めたエプロンを立てて並べると見た目もスッキリします。
かごやバスケットにまとめる
キッチンカウンターや棚の上にかごやバスケットを置き、たたんだエプロンを入れておく方法もあります。かごの素材やデザインを選べば、インテリアのアクセントにもなります。

エプロン収納に役立つアイテム
エプロンをスッキリ収納するために、あると便利なアイテムを紹介します。
アイアンバー・タオルバー
キッチンの壁面にアイアンバーやタオルバーを取り付けて、S字フックでエプロンを掛ける方法は見た目もおしゃれで実用的です。複数のエプロンを並べて掛けられるので、家族それぞれのエプロンを分けて収納するのにも向いています。
ファスナー付きファイルケース
たたんだエプロンをファスナー付きのファイルケースに入れると、引き出しの中でも自立して収納できます。透明タイプのケースなら中身が見えるので、色や柄で選びやすくなります。
ピンチハンガー
洗濯後の乾燥にも収納にも使えるピンチハンガーは、エプロン収納の強い味方です。クローゼットの中にピンチハンガーで吊るしておけば、シワを防ぎつつ通気性も確保できます。
エプロンのシワを防ぐ洗濯・干し方のコツ
エプロンの収納をきれいに保つには、洗濯後の干し方もポイントになります。
脱水は短めに
洗濯機の脱水時間を短めに設定すると、シワがつきにくくなります。綿素材のエプロンは特にシワになりやすいため、脱水後にすぐ取り出して形を整えましょう。
逆さにして干す
エプロンを干すときは、裾(すそ)の部分を上にして逆さに干すと、自重でシワが伸びやすくなります。ピンチハンガーで裾の左右を挟んで吊るすのがおすすめです。
アイロンのかけ方
シワが気になる場合は、軽くアイロンをかけてからたたむときれいに仕上がります。ポリエステル素材は低温で、綿素材は中温でかけるのが基本です。スチーム機能を使うと効率よくシワが伸びます。ハンガーに掛けたまま当てられるタイプなら、アイロン台を出さずに済みます。
エプロンの素材によっては高温のアイロンで生地が縮んだり、光沢が出てしまったりすることがあります。洗濯表示を確認してからアイロンをかけてください。
エプロンの収納に関するQ&A
Q. エプロンは何枚持つのがよいですか?
A. 料理用と掃除用を分ける場合は最低2枚、洗い替えを含めて3〜4枚あると便利です。毎日使う方は、洗濯のローテーションを考えて多めに用意しておきましょう。
Q. エプロンをフックに掛けっぱなしにしてもよいですか?
A. 清潔な状態であれば問題ありません。ただし、料理中の油はねや汚れがついたまま掛けておくと、周囲に臭いが移ることがあるため、汚れたらこまめに洗濯してから掛けるようにしましょう。
Q. エプロンの紐が長すぎて邪魔です。どうすれば?
A. 紐を適度な長さに切って端を縫い留めるか、余った紐を結んで輪にしておくと扱いやすくなります。裁縫が苦手な場合は、紐をポケットに入れるか本体に巻きつけてからフックに掛けるとスッキリします。
Q. エプロンの収納に使える100均アイテムはありますか?
A. フック、ドアハンガー、ファイルケース、突っ張り棒などが活用できます。特にドアに引っかけるタイプのフックは、工具不要で設置できるため手軽に試せます。かごやバスケットも100均で揃えられるので、まずは手軽なアイテムから始めてみてください。
Q. エプロンの素材によってたたみ方は変わりますか?
A. 基本的なたたみ方は同じですが、リネン(麻)素材は特にシワがつきやすいため、洗濯後すぐにシワを伸ばしてからたたむのがコツです。ポリエステル素材はシワになりにくく、たたんで長期間保管しても比較的きれいな状態を保てます。デニム素材のエプロンは厚みがあるため、丸めて収納する方法がコンパクトにまとまります。
Q. エプロンの洗濯頻度はどのくらいが適切ですか?
毎日使う場合は2~3日に1回の洗濯が目安です。油はねや食品の汚れがついた場合はその日のうちに洗いましょう。汚れを放置するとシミが落ちにくくなり、生地の劣化にもつながります。洗い替え用に2~3枚持っておくとローテーションしやすくなります。
Q. エプロンの寿命はどのくらいですか?
使用頻度にもよりますが、毎日使うエプロンなら1~2年が交換の目安です。生地のほつれ、色あせ、ポケットの破れなどが目立ち始めたら新しいものに買い替えましょう。お気に入りのエプロンを長持ちさせるには、裏返しにしてネットに入れて洗濯すると生地の傷みを軽減できます。
Q. エプロンをたたむのが面倒です。もっと手軽な方法は?
A. 使用後すぐにフックやハンガーに掛けてしまう「掛ける収納」がもっとも手軽です。たたむ手間がゼロになるので、日常使いのエプロンには掛ける収納をおすすめします。来客時に見せたくない場合は、パントリーやクローゼットの扉裏にフックを付けて掛けておくとよいでしょう。
キッチン周りの物が多くて、エプロンの定位置を作る前に片付けが止まってしまうなら、仕分けと収納を一緒に進めてくれる家事代行を使う手もあります。たとえばCaSyの整理収納は、物が多い部屋の片付けやクローゼット・押入れの整理収納を扱っていて、料金は利用時間ごとに公式サイトで案内されています。対応エリアや条件は変わることがあるため、申し込み前に公式サイトで確認してください。

まとめ
エプロンの収納は、「たたむ」か「掛ける」かを使用頻度に合わせて選ぶのがポイントです。毎日使うなら掛ける収納が手軽で、たまにしか使わない場合はきちんとたたんで引き出しにしまうのがおすすめです。
エプロンの種類に合わせたたたみ方を覚え、洗濯後の干し方にも気を配れば、いつもシワのない清潔なエプロンを使えます。ぜひ自分に合った収納スタイルを見つけてみてください。
参考:クロワッサン オンライン|エプロンのたたみ方、RoomClip mag|エプロンのおすすめ収納方法、THS|シワにならないエプロンのたたみ方



