バスルームはシャンプーやボディソープ、掃除道具など、気づけば物が増えてしまう空間です。床にボトルが並んでいたり、ラックにぎっしり物が詰まっていたりすると、掃除の手間が増えるだけでなくカビやヌメリの原因にもなります。
ミニマリストのバスルームでは「浮かせる・減らす・毎日リセット」の3原則が徹底されています。この記事では、お風呂場の持ち物を見直すポイントと、清潔感を保つための収納テクニックを詳しく解説します。物を減らすだけでカビ掃除の手間が激減するので、ぜひ実践してみてください。

ミニマリストがバスルームに置く物リスト
お風呂場に置く物(基本セット)
- シャンプー 1本
- コンディショナー(またはトリートメント)1本
- ボディソープ 1本
- 洗顔料 1個
- ボディタオル(またはスポンジ)1個
この5つが基本です。家族がいる場合でもシャンプーは共用にするか、各自のボトルを最小限にとどめると空間がスッキリします。ボトルの数が少ないほど掃除が楽になり、カビやヌメリの発生リスクも下がります。ボトル1本減るだけでも、底面のヌメリを掃除する面積がその分だけ減ります。
手放しても困らない物
- バスチェア:立って洗う習慣をつければ不要(座りたい場合は使用後に浴室の外へ出す)
- 洗面器:シャワーで直接洗えば代用可能
- 使いかけのシャンプーボトル:1本に統一して使い切る
- バスラック・コーナーラック:物を減らせばラック自体が不要に
- お風呂のふた:一人暮らしで追い焚き不要なら処分可能
- 古いスポンジやブラシ:カビが生えたり劣化した物は即処分

バスルーム収納の「浮かせる」テクニック
マグネット式ボトルホルダー
壁にマグネットで取り付けるボトルホルダーを使えば、シャンプーやボディソープを浮かせて収納できます。ボトルの底が床やラックに接触しないため、ヌメリが発生しにくくなります。ユニットバスの壁はマグネットが使えるタイプが多いので、確認してみてください。マグネット式なら位置の変更も簡単で、好きな高さに設置できるのも便利です。
S字フック活用法
タオルバーやシャワーフックにS字フックをかけて、ボディタオルやスポンジを吊るして乾かします。使用後にしっかり水を切って吊るすことで、雑菌の繁殖を防ぐ効果があります。ステンレス製のS字フックなら錆びにくく、長期間使用できます。
ステンレスバスケット
水切れのよいステンレス製のバスケットをシャワーフックに掛けると、小物類をまとめて浮かせる収納ができます。錆びにくいステンレス素材を選ぶと長持ちします。100均やニトリでも手頃な価格のステンレスバスケットが手に入ります。シャワーフックの太さに合うかどうかは、取り付け部の対応径を確認しておくと安心です。
吊り下げ式のソープホルダー
マグネット式やフック式のソープホルダーを使えば、石けんも浮かせて収納できます。石けんが乾きやすくなるため、溶けにくくなり長持ちするメリットもあります。
お風呂場を清潔に保つ5つの習慣
習慣1:最後の人がシャワーで壁と床を流す
お風呂から出る前に、壁と床にシャワーをかけて石鹸カスや皮脂汚れを流しましょう。この一手間でカビの発生率が大幅に下がります。仕上げに冷水シャワーで壁や床の温度を下げると、カビの繁殖がさらに抑えられます。所要時間は1分程度なので、毎日の習慣にしやすいです。
習慣2:ボトルを持ち込み式にする
シャンプーやボディソープを浴室に常時置かず、使うときだけ持ち込む「持ち込み式」にすると、浴室に物がゼロの状態を保てます。カゴにまとめて持ち込み、使い終わったら脱衣所に戻すだけなので、慣れれば手間はほとんどかかりません。浴室に何も置かないと、まるでホテルのお風呂のような清潔感が漂います。
習慣3:換気を徹底する
入浴後は換気扇を2~3時間回すか、窓を開けて湿気を逃しましょう。換気扇は24時間回しっぱなしにしているミニマリストも多いです。電気代は月に数十円から百円程度なので、カビ取り剤の購入費や掃除の手間を考えると十分もとが取れます。浴室のドアを少し開けておくと空気の循環が良くなります。
習慣4:週1回のこまめな掃除
物が少ないバスルームは、掃除にかかる時間が大幅に短縮されます。週1回、スポンジやブラシでサッと擦るだけで清潔を維持できます。月に1回は排水口の掃除も忘れずに行いましょう。物が少なければ掃除は10分以内で終わるので、負担を感じることはほとんどありません。柄が伸びるタイプのブラシを1本持っておくと、天井や壁の高い位置まで屈まずに洗えます。
習慣5:使い終わったボトルはすぐに処分
中身のなくなったボトルをそのまま放置すると、ヌメリの原因になります。使い切ったらすぐに洗って処分する習慣をつけましょう。詰め替え用を使う場合も、1本を使い切ってから次を開封するとスッキリ管理できます。

バスルームの持ち物を見直すチェックリスト
- 使いかけのシャンプーが2本以上ないか
- 固まったシャンプーや古いボディスクラブはないか
- 使っていない入浴剤がたまっていないか
- ぬめりが付着したラックや棚がないか
- 破れた洗面器やひび割れたバスチェアがないか
- カビが生えたシャワーカーテンやゴムパッキンがないか
- 家族の誰も使っていないボトルがないか
上記に1つでも当てはまる物がある場合は、処分を検討しましょう。特にカビが生えた物や劣化した物は衛生面のリスクがあるため、早めに手放すことをおすすめします。
家族がいる場合のバスルーム管理術
シャンプーの管理方法
家族それぞれが異なるシャンプーを使いたい場合は、各自のボトルを1本ずつに限定しましょう。家族全員分のボトルをマグネット式ホルダーで壁に浮かせれば、床や棚に物を置く必要がなくなります。色分けしたボトルを使うと、誰の物か一目で分かります。
子どものお風呂おもちゃの管理
メッシュ素材の吊り下げネットにまとめて、使用後は水を切って浴室の外に出すと衛生的です。定期的に除菌し、カビが生えた物は処分しましょう。おもちゃの数を「ネットに入る分だけ」と決めると、増えすぎを防げます。
よくある質問
Q. バスチェアは本当に不要ですか?
立って洗うことに抵抗がなければ不要です。ただし高齢の方や妊娠中の方は安全のためにバスチェアを使った方がよいでしょう。使う場合は、水切れのよいデザインの物を選び、使用後は浴室の外に出すか、壁に立てかけて乾燥させると衛生的です。
Q. 浴室のカビを防ぐコツは?
物を最小限にすること、入浴後に冷水シャワーで壁と床を流すこと、換気を徹底すること、の3点が基本です。物が少ないと空気の循環が良くなり、カビの発生を根本的に抑制できます。
Q. シャンプーボトルを詰め替えるのは衛生的に問題ないですか?
詰め替え時にボトルを洗わずに継ぎ足すと、古いシャンプーと新しいシャンプーが混ざり、雑菌が繁殖するリスクがあります。詰め替えるときは中身を使い切ってからボトルを洗い、しっかり乾かしてから新しい中身を入れましょう。3~4回詰め替えたらボトル自体を新品に交換するのが理想的です。
Q. お風呂のおもちゃのカビを防ぐ方法は?
お風呂のおもちゃは水を吸い込みやすく、内部にカビが生えやすいのが難点です。使用後は必ず水を切り、メッシュネットに入れて浴室の外に出して乾かしましょう。穴が開いているおもちゃ(水鉄砲やアヒルなど)は特にカビが生えやすいため、月に1回は除菌し、カビが見えたら即処分するのがおすすめです。
Q. マグネット式のボトルホルダーが壁にくっつかない場合は?
在来工法のタイル壁や、樹脂パネルの浴室はマグネットが使えないことがあります。その場合は、吸盤タイプのホルダーや、突っ張り棒にS字フックを組み合わせる方法で代用できます。バスルームの壁がマグネット対応かどうかは、手持ちのマグネットを当ててみれば簡単に確認できます。
Q. 入浴剤のストックはどのくらいが適切ですか?
使い切れる量だけ持つのがミニマリストの基本です。1~2週間分(7~14包程度)を目安に、使い切ったら買い足す方式がおすすめです。大量のストックは場所を取るだけでなく、香りが飛んだり品質が劣化する原因にもなります。
Q. 浴室の収納で突っ張り棒は使えますか?
ユニットバスの壁面に突っ張り棒を設置して、S字フックでボトルやスポンジを吊るす方法は省スペースで効果的です。ただし湿気でゴム部分が劣化しやすいため、ステンレス製やサビに強い素材の突っ張り棒を選びましょう。定期的に緩みがないかチェックすることも大切です。
Q. 石けんとボディソープ、どちらがミニマリスト向きですか?
どちらでも構いませんが、固形石けん1つでボディソープと洗顔を兼用できるため、物を減らしたい方には固形石けんがおすすめです。全身に使える石けんを選べば、ボトルの数を大幅に減らせます。
持ち物を減らしてバスルームがすっきりしたあとは、浴槽や床の水垢が目につきやすくなります。普段の掃除で落ちない汚れは、浴室クリーニングのプロに頼む手もあります。ユアマイスターは、浴室や水まわりのクリーニングを行うお店を探して注文できるサービスで、満足できなかった場合の再施工保証(3日以内の申し出・条件あり)も案内されています。

まとめ
ミニマリストのバスルーム収納の核心は、「浮かせる・減らす・毎日リセット」の3つです。物を最小限にして浮かせる収納にするだけで、カビやヌメリの悩みが激減し、掃除の手間も大幅に軽くなります。
まずは浴室のボトルを数えるところから始めてみてください。使い切っていない物や、家族の誰も使っていないボトルが見つかるかもしれません。1本減らすだけでも、お風呂場のスッキリ感が変わるはずです。



