冬のファッションに欠かせないマフラーや帽子。しかし、シーズン中は出番が多い一方で、収納場所が定まらず、玄関やリビングに散らかってしまうことも多いアイテムです。
また、シーズンオフの保管方法を間違えると、型崩れや黄ばみ、虫食いの原因にもなります。マフラーと帽子は「使うときの収納」と「しまうときの保管」を分けて考えることが大切です。
この記事では、マフラーや帽子をスッキリ整理するための収納方法を、シーズン中とオフシーズンの両方の視点で詳しく紹介します。

マフラー収納のおすすめ方法
マフラーの収納は大きく「掛ける」「たたむ」「丸める」の3パターンに分かれます。使い方や収納スペースに合わせて選びましょう。
掛ける収納|出し入れ重視の方に
使用頻度が高い冬場は、掛ける収納がスムーズです。
- 玄関の壁面フック:帰宅時にサッと掛けられる。お出かけ前にもすぐ手に取れるため、動線に合った収納になります
- クローゼットのハンガーバー:スラックスハンガーやS字フックに掛ければ、クローゼット内でスッキリ収まります
- ドアフック:クローゼットやリビングのドア裏に取り付ければ、省スペースで掛ける場所を確保できます
賃貸で壁に穴を開けたくない場合は、はがせるタイプの粘着フックを使う方法もあります。掛けたいものの重さに合った耐荷重のものを選びましょう。
たたむ収納|スペース効率重視の方に
収納スペースが限られている場合は、たたんで引き出しやボックスに入れる方法がおすすめです。
- マフラーを横に広げて半分に折る
- さらに半分に折って四つ折りにする
- 端からくるくると巻いてコンパクトにまとめる
たたんでから丸めることで、幅が均一になり、引き出しの中で立てて収納できます。
丸める収納|見せる収納にしたい方に
かごやオープンボックスに丸めたマフラーを並べると、インテリアとしても映える「見せる収納」になります。色のグラデーションで並べるとショップのような雰囲気を演出できます。
帽子収納のおすすめ方法
帽子は型崩れしやすいアイテムのため、収納方法の選び方が特に重要です。
吊り下げ収納で省スペースに
クリップ付きのハンガーやS字フックで帽子を吊り下げれば、クローゼットの隙間を活用できます。帽子専用の吊り下げ収納アイテムも販売されており、連結して複数の帽子を1列で収納可能です。
棚やラックで「見せる収納」に
お気に入りの帽子はウォールシェルフやフックに飾るように収納すると、インテリアのアクセントにもなります。帽子は積み重ねると下の帽子が型崩れしやすいため、横に並べるか吊り下げるのがおすすめです。
ボックス収納で型崩れ防止
使用頻度の低い帽子やツバ付きのハットは、帽子の中にタオルや新聞紙などの詰め物をして、箱に入れて保管するのがベストです。100均の帽子スタンドを使えば、型を維持しながらコンパクトに収納できます。ハットやキャップなど形の違う帽子が多い場合は、高さや受け皿の形が違うタイプを見比べて選ぶとよいでしょう。

シーズンオフの保管方法
冬が終わったら、マフラーと帽子はしっかりお手入れしてから保管しましょう。次のシーズンにきれいな状態で使うための準備が大切です。
保管前のお手入れ
- 洗えるもの:洗濯表示を確認し、手洗いまたはおしゃれ着洗いで清潔にする
- 洗えないもの:ブラッシングで汚れやホコリを落とし、風通しのよい場所で陰干しする
- カシミヤ・ウール素材:クリーニングに出してから保管するのが安心
虫食い対策
ウールやカシミヤなどの天然素材は、保管中に虫食いの被害に遭いやすいアイテムです。防虫剤を衣類の上に置く(成分は上から下に広がるため)のが正しい使い方です。
密閉できる収納ケースやジッパー付き袋に入れ、防虫剤と一緒に保管すると効果的です。なお、防虫剤は種類の違うものを混ぜると化学反応を起こすことがあるため、1種類だけを使うようにしましょう。使用期間の目安が決まっているので、衣替えのたびに新しいものへ入れ替えると管理しやすくなります。
おすすめの保管場所
- クローゼットの上段:湿気が少なく、直射日光も当たりにくい
- 引き出し付きの衣装ケース:ホコリが入りにくく管理しやすい
- ダイソーのメッシュバッグ:通気性が良く、中身が見えるため便利
冬小物をまとめて収納する方法
マフラーと帽子に加えて、手袋やネックウォーマーなどの冬小物をまとめて管理するための方法を紹介します。
「冬小物ボックス」を作る
ひとつのボックスやかごにマフラー・帽子・手袋をまとめて入れる「冬小物ボックス」を作ると、出かけるときにここを見ればOKという状態になります。玄関先やクローゼットの目につきやすい場所に置くと、家族全員が使いやすくなります。中身をポンと放り込めるよう、フタのない浅めのバスケットを選ぶと戻す動作がラクになります。
家族ごとに分ける
家族が多い場合は、人ごとにボックスやメッシュバッグを分けるとよいでしょう。ラベルを貼っておけば、誰のものかひと目でわかります。
玄関にフック+かごを設置する
玄関の壁面にフックを取り付けてマフラーを掛け、その下にかごを置いて帽子や手袋を入れるスタイルは、省スペースで動線にも合った収納です。帰宅時に「ここに置く」というルールを決めるだけで、散らかりを防げます。

冬小物と一緒に、ダウンジャケットも洗って片付けたい方は、ダウン専門のクリーニング「HIRAISHIYA」を選ぶ方法があります。料金や対応内容は公式サイトの表記で確認してください。

おすすめの収納グッズ
マフラー・帽子の収納に役立つおすすめアイテムを紹介します。
無印良品「やわらかポリエチレンケース」
軽くて丈夫なポリエチレン素材のケースで、丸めたマフラーや帽子を入れるのにちょうどよいサイズです。フタ付きタイプを選べばホコリ対策にもなります。似た形のフタ付き収納ボックスは通販でも幅広く扱われているので、置き場所の寸法に合わせて選べます。
ニトリ「Nインボックス」
リーズナブルながらサイズ展開が豊富で、カラーボックスにぴったり収まるため、冬小物ボックスとして活用しやすいアイテムです。
IKEA「SKUBB(スクッブ)収納ケース」
クローゼットの上段に置きやすい布製の収納ケースです。取っ手付きで取り出しやすく、使わないときは折りたたんでコンパクトに収納できます。
ダイソー「メッシュバッグ」
通気性が良く中身が見える110円のメッシュバッグは、シーズンオフの保管用として優秀です。マフラー用・帽子用・手袋用と分けて使えます。同じサイズで数枚そろえておくと、クローゼット上段に並べたときも見た目がスッキリします。
マフラー・帽子収納でよくある質問
Q. マフラーにアイロンをかけてから収納した方がいいですか?
ウールやアクリルのマフラーにアイロンを直接当てると素材が傷む場合があります。シワが気になる場合は、当て布をしてスチームアイロンを軽く当てるか、浴室の蒸気を利用してシワを伸ばす方法がおすすめです。
Q. ニット帽はどうやって収納すればいいですか?
ニット帽は型崩れしにくい素材のため、たたんで引き出しに入れるか、かごにまとめて入れるだけでOKです。ただし、ポンポン付きのニット帽は潰れないよう、ポンポンが上になるように収納しましょう。
Q. 夏用の帽子はどう保管すればいいですか?
麦わら帽子やストローハットはデリケートな素材のため、中に詰め物をして箱に入れて保管するのがベストです。押し入れやクローゼットの高い位置に置くと、湿気の影響を受けにくくなります。
Q. マフラーの素材ごとに保管方法は変えるべきですか?
素材によって適した保管方法は異なります。カシミヤやウールなどの天然素材は虫食いのリスクが高いため、防虫剤と一緒に密閉できるケースに保管しましょう。アクリルやポリエステルなどの化学繊維は虫食いの心配が少ないため、通気性のよいメッシュバッグでの保管がおすすめです。
Q. 帽子のサイズ調整テープも一緒に収納した方がいいですか?
帽子のサイズ調整テープやバンドは、帽子と一緒に保管するのが紛失防止に効果的です。ジッパー袋に入れて帽子の中に入れておけば、次に使うときにすぐ見つかります。
マフラー・帽子の収納で意識したい3つの視点
最後に、マフラーと帽子の収納で意識しておきたいポイントを整理します。
1. 「出しやすさ」を優先する
冬の朝は忙しいため、サッと手に取れる場所に収納することが大切です。動線に合った場所を選びましょう。
2. 「見やすさ」で選ぶストレスを減らす
マフラーや帽子が一目で見渡せる収納にすると、どれを使うか迷う時間が短くなります。掛ける収納やオープンボックスで「見える化」するのが効果的です。
3. 「お手入れ」とセットで考える
収納の仕組みを作るときに、お手入れのタイミングも組み込んでおくと、保管前のケアを忘れにくくなります。シーズンの終わりに洗濯・クリーニングしてから収納する流れを習慣にしましょう。
マフラー・帽子の適正量の考え方
マフラーや帽子が増えすぎると、どんなに良い収納グッズを揃えても収まりきらなくなります。適正量を把握して、持ちすぎを防ぎましょう。
マフラーの適正量
普段使いのマフラーは3~5本あれば十分です。薄手・中厚手・厚手で使い分けるか、コーディネートに合わせて色や素材を変えるのがおすすめです。1シーズン使わなかったマフラーは、次のシーズンも使わない可能性が高いため、見直しの対象にしてみましょう。
帽子の適正量
帽子は季節やシーンによって使い分けるため、種類ごとに1~2個が目安です。ニット帽、キャップ、ハット、日よけ帽子など、用途が被っていないかを確認して整理するとスッキリします。
まとめ
マフラーと帽子の収納は、シーズン中は「すぐ使える場所」に、シーズンオフは「きちんとお手入れしてから保管」が基本です。マフラーは掛ける・たたむ・丸めるの3パターンから自分に合った方法を選び、帽子は型崩れに注意しながら吊り下げやボックスで収納しましょう。
冬小物ボックスを玄関やクローゼットに用意すれば、散らかりを防ぎつつ、出かけるときにサッと準備できます。保管前のお手入れと防虫対策も忘れずに行い、次のシーズンもお気に入りのアイテムをきれいな状態で使えるようにしましょう。
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