洗面所の棚やリネン庫にタオルを収納しているものの、使っているうちに崩れてしまったり、取り出したいタオルが奥に埋もれてしまったり…。そんな経験がある方は、たたみ方と収納方法を見直すだけで驚くほどスッキリします。
この記事では、タオルのたたみ方のバリエーションから、場所別の収納アイデア、ホテルのような見せる収納のテクニックまで、すぐに実践できる方法を詳しくご紹介します。毎日使うタオルだからこそ、気持ちよく手に取れる仕組みを作りましょう。

タオルの基本のたたみ方4パターン
タオルのたたみ方は目的やスペースに合わせて使い分けるのがポイントです。ここでは代表的な4つのたたみ方を紹介します。
ホテル折り(フレンチフォールド)
ホテルのように美しく見せたい場合は、折り目を手前に向ける「ホテル折り」がおすすめです。バスタオルの場合、まず長辺を三つ折りにし、次に短辺方向に三つ折りにします。折り目の「端」を奥にして棚に置くと、正面から見たときにスッキリとした印象になります。
この折り方はタオルの縁が隠れるため、生活感が出にくいのが魅力です。来客が使う洗面所やゲスト用のリネン庫に適しています。手順は3ステップだけなので、慣れれば1枚10秒程度でたためるようになります。
四つ折り(定番の基本折り)
もっとも一般的な方法が四つ折りです。長辺を半分に折り、さらにもう一度半分に折るだけのシンプルな手順で、誰でもきれいにたためます。棚に平積みする場合は、このたたみ方が安定感があり崩れにくいのが特徴です。家族全員でたたみ方を統一しやすい方法でもあります。
ロール巻き(丸める収納向き)
タオルを縦半分に折り、端からくるくると巻いていくロール巻きは、カゴやバスケットに立てて収納するのに最適です。片手でサッと取れるうえ、たたむ手間も最小限で済みます。フェイスタオルやハンドタオルとの相性が特によく、洗面所のカゴに入れれば見た目もおしゃれです。
巻くときのコツは、できるだけきっちり巻くことです。ゆるく巻くと自立しにくくなるため、少しだけテンションをかけながら巻いていくと安定します。
三角折り(省スペース向き)
フェイスタオルなどの小さなタオルは、端を三角に折ってからたたむと、通常の四つ折りよりもコンパクトに仕上がります。引き出しや狭い棚に収納する場合に重宝する方法です。見た目もスマートなので、洗面台のちょっとしたスペースにも収まります。

場所別タオル収納のアイデア
洗面所のオープン棚
洗面所のオープン棚にタオルを収納する場合は、色を揃えて統一感を出すのがポイントです。同じ色のタオルを並べるだけで、ホテルのような清潔感のある空間になります。棚板ごとにバスタオル・フェイスタオル・ハンドタオルと種類を分けると、取り出しやすさもアップします。
棚の高さに余裕がある場合は、ブックエンドを仕切りとして活用すると、タオルが倒れにくくなります。100均のブックエンドでも十分に使えるので、ぜひ試してみてください。
引き出し収納
引き出しにタオルを収納する場合は、立てて並べるのが鉄則です。平積みにすると下のタオルが取り出しにくくなるうえ、枚数も把握しづらくなります。四つ折りにしたタオルを立てて並べれば、どのタオルも均等に使えます。
引き出しの中に仕切りを入れると、さらに安定します。無印良品のファイルボックスハーフを並べたり、100均の仕切り板を使ったりすれば、少しの隙間もなくきっちり収まります。
カゴ・バスケット収納
ラタンや布製のバスケットにロール巻きにしたタオルを立てて並べる方法は、おしゃれな見せる収納になります。洗面所だけでなく、脱衣所やリビングの一角に置いても、インテリアに溶け込みます。
バスケットの素材やデザインで空間の雰囲気が変わるので、ナチュラルテイストならラタン、モダンならワイヤーバスケットなど、好みに合わせて選びましょう。
バスケットを選ぶ際は、タオルを立てたときに倒れない深さのものを選びましょう。バスタオルなら深さ20cm以上、フェイスタオルなら15cm以上が目安です。
壁面・吊り下げ収納
洗面所のスペースが限られている場合は、壁面にタオルバーやラックを取り付ける方法が有効です。縦の空間を活用できるため、棚を増やさなくても収納量をアップできます。賃貸の場合は、突っ張り式のラックを使えば壁に穴を開けずに設置可能です。
タオル収納に役立つおすすめグッズ
ニトリ「ソフトNインボックス」
ニトリのインボックスシリーズは、サイズ展開が豊富で棚にぴったり収まるのが魅力です。取っ手付きなので、高い棚に置いても引き出しやすく、タオル収納との相性は抜群です。
無印良品「ラタンバスケット」
見せる収納には無印良品のラタンバスケットが人気です。天然素材のナチュラルな雰囲気が洗面所に温かみを加えてくれます。バスタオルをロール巻きにして並べると、カフェのような空間が完成します。
セリア「ワイヤーラック」
セリアのワイヤーラックは、突っ張り棒と組み合わせて簡易棚を作るのに便利です。洗濯機の上や洗面台と鏡の間など、ちょっとした隙間にタオル置き場を増やせます。

タオルの適正枚数と交換の目安
収納スペースに対してタオルが多すぎると、どんなにきれいにたたんでも乱れやすくなります。まずは適正枚数を把握しましょう。
一般的な目安として、1人あたりバスタオル3〜4枚、フェイスタオル5〜7枚程度が使いやすい枚数とされています。洗濯の頻度が毎日であれば、この枚数で十分に回せます。
タオルの交換時期は、使用開始から約1年が目安です。吸水性が落ちてきたと感じたり、ゴワゴワした肌触りになったりしたら交換のサインです。肌に触れるものだからこそ、定期的な見直しが大切です。
タオルをふわふわに保つ洗い方のコツ
せっかく収納を整えても、タオル自体がゴワゴワでは気持ちよく使えません。ふわふわの状態を保つには、洗い方にもひと工夫が必要です。
まず、柔軟剤の使いすぎには注意しましょう。柔軟剤はタオルの繊維をコーティングするため、使いすぎるとかえって吸水性が低下します。2〜3回に1回の頻度で使うのがバランスのよい方法です。
また、乾燥機を使う場合は、乾燥しすぎないタイミングで取り出すとふわふわ感をキープできます。天日干しの場合は、直射日光に長時間当てると繊維が硬くなるため、風通しのよい日陰で干すのがおすすめです。
タオルを洗濯機に長時間放置すると、雑菌が繁殖して嫌な臭いの原因になります。洗濯が終わったらすぐに干すか乾燥機にかけましょう。
家族が多い家庭のタオル収納術
家族が多い場合、タオルの枚数も増えるため、収納の工夫がより重要になります。まず、家族ごとにタオルの色を分けるのが効果的です。「パパは紺」「ママは白」「子どもはピンク」のように色分けすると、誰のタオルかすぐにわかり、洗濯後の仕分けも楽になります。
収納スペースを増やすには、洗濯機の上にランドリーラックを設置するのが定番の方法です。突っ張り式なら賃貸でも使えます。上段に予備のストック、下段に当日使う分を置けば、動線もスムーズです。
また、お子さんが自分でタオルを取れるよう、子どもの手が届く高さに専用のカゴを置いてあげると、お風呂の準備を自分でする習慣が身につきます。小さな工夫ですが、親の手間も減ってお互いにメリットがあります。

Q&A|タオル収納のよくある疑問
Q. タオルを色で統一するのは本当に効果がありますか?
視覚的な統一感があるだけで、空間全体がスッキリして見えます。すべてを同じ色にする必要はなく、ホワイト系やグレー系の2〜3色程度に絞るだけでも効果的です。買い替えのタイミングで少しずつ色を揃えていくのが無理のない方法です。
Q. タオルの収納場所が足りないときはどうすればいいですか?
まず手持ちのタオルの枚数を見直して、使っていないものや古いものを手放しましょう。それでも足りない場合は、突っ張り棒やワイヤーラックを使って洗面所の壁面やデッドスペースを活用するのがおすすめです。洗濯機の上の空間も見逃せないポイントです。
Q. バスタオルはフェイスタオルに替えるべきですか?
省スペースを重視するなら、バスタオルの代わりにフェイスタオルを使う方法もあります。大判のフェイスタオルなら体を拭くのに十分で、洗濯も乾燥も早くなります。ただし好みもあるので、無理に変える必要はありません。まずは1週間試してみて、自分に合うか確認するのがよいでしょう。
たたみ方を工夫しても、家族が多くてタオルの置き場そのものが足りないことがあります。そんなときは、洗面所やリビングに収納家具を足して、定位置を増やす方法もあります。たとえばcacomは、ベッドや収納家具を扱う通販ショップです。サイズや仕様は商品ごとに違うので、購入前に公式サイトで確認してください。

まとめ|たたみ方を変えるだけでタオル収納は劇的に改善
タオル収納のコツは、たたみ方を統一し、用途に合った収納方法を選ぶことです。ホテル折りで美しく見せたり、ロール巻きでおしゃれに収納したり、目的に合わせて使い分けてみてください。
タオルのたたみ方や収納のプロのテクニックは、西川のタオル収納術でも詳しく解説されています。また、タオルの素材選びからこだわりたい方はヒオリエのタオルコラムも参考になります。



