「洗面所って狭いのにモノが多すぎる…」と感じていませんか。歯ブラシ、化粧品、ドライヤー、タオル、洗剤のストックなど、家族の人数分だけモノが増えていく場所です。
洗面所収納のコツは「限られたスペースの中で、使う場所の近くにしまう」ことです。毎朝の身支度がスムーズになるかどうかは、収納の仕方ひとつで大きく変わります。
この記事では、洗面所をスッキリ整理するための具体的な収納方法を解説します。狭い洗面所でもデッドスペースを活かせば、想像以上に収納力がアップしますので、ぜひ試してみてください。

洗面所が散らかる原因を知ろう
まずは、洗面所が散らかってしまう根本的な原因を整理してみましょう。
家族全員のモノが集まる場所
洗面所には家族それぞれの歯ブラシ、化粧品、スキンケア用品、ヘアケア用品が集結します。4人家族なら、洗面所に置くアイテムは軽く50点を超えることも珍しくありません。
水回りなので汚れやすい
水ハネや湿気で汚れがたまりやすく、「掃除のしにくさ」がモノの出しっぱなしにつながります。洗面台の上にモノが多いと掃除が面倒になり、さらに汚れがたまる…という悪循環に陥りがちです。
収納スペースが大幅に足りない
洗面所は家の中でも面積が狭い場所です。備え付けの収納だけでは足りないケースがほとんどなので、デッドスペースを活用する発想が必要になります。
洗面所は湿気が多い場所です。カビが発生しやすいので、通気性の悪い密閉ボックスの使用は控えめにし、メッシュタイプや通気穴のあるカゴを選びましょう。
洗面所収納のおすすめ方法7選
限られたスペースを最大限に活かす、実践的な収納方法を紹介します。
方法1:洗面台下を「引き出し収納」に変える
洗面台の下は排水管があって使いにくいスペースですが、コの字ラックや引き出し式の収納ケースを入れるだけで、使い勝手が劇的に改善します。
排水管を避けて左右にラックを配置し、洗剤のストックや掃除用具をまとめましょう。ニトリの「洗面台下収納ラック」は排水管を避ける形状になっているので、サイズさえ合えばそのまま設置できます。
方法2:ミラーキャビネットの中を仕切る
洗面台の鏡裏収納は、仕切りがないと小物がゴチャゴチャになりがちです。小さな仕切りケースやアクリルスタンドを使って、歯ブラシ・化粧品・コンタクト用品などをカテゴリ分けしましょう。
100円ショップのアクリル仕切りスタンドが、ミラーキャビネットの棚にぴったりハマるケースが多いです。まずはサイズを測ってから買いに行くのがおすすめです。
方法3:壁面を活用する「吊るす収納」
洗面所の壁面は最大のデッドスペースです。マグネットバーやタオルバーを追加して、吊るす収納を取り入れると、洗面台の上がスッキリします。
ドライヤーはフック付きホルダーで壁に吊るす、歯磨きコップはマグネットで鏡に貼り付ける、チューブ類はクリップで吊るすなど、「浮かせる収納」を意識すると掃除もラクになります。

方法4:すき間収納ラックで隙間を活かす
洗濯機と壁の間、洗面台と壁の間など、10〜20cmほどのすき間があればスリムなラックが入ります。タオルや洗剤のストックを収納するのに最適です。
キャスター付きのすき間ラックなら、引き出してモノを取り出し、使い終わったら押し戻すだけ。奥のものも取り出しやすく便利です。
方法5:家族ごとにカゴを分ける
家族それぞれに専用のカゴを1つ用意して、個人の持ち物はその中に入れるルールにします。「お父さんのカゴ」「お母さんのカゴ」「子どものカゴ」と分けておけば、他の人の持ち物と混ざることがなくなります。
方法6:タオルは「くるくる巻き」で収納する
タオルはたたんで重ねるよりも、くるくる巻いて立てて収納するほうが取り出しやすく、省スペースです。無印良品のステンレスワイヤーバスケットに巻いたタオルを立てて入れると、見た目もおしゃれにまとまります。
方法7:洗面台の上は「最低限」だけ置く
洗面台の上に常時置くのは、ハンドソープと歯ブラシスタンドだけにするのが理想です。それ以外はミラーキャビネットや引き出しの中にしまいましょう。モノが少ないほど掃除がラクになり、清潔感が保てます。

洗面所収納のビフォー・アフターチェックリスト
| 場所 | ビフォー(よくある状態) | アフター(理想の状態) |
|---|---|---|
| 洗面台の上 | 化粧品・歯磨き粉・コップが散乱 | ハンドソープと歯ブラシスタンドだけ |
| ミラーキャビネット | 仕切りなしで小物がごちゃ混ぜ | 仕切りケースでカテゴリ分け |
| 洗面台下 | 詰め込みすぎて奥のものが取れない | コの字ラック+引き出しケースで整理 |
| 壁面 | 何もなし(デッドスペース) | フックやバーでドライヤー・コップを吊るす |
| すき間 | 放置(ホコリがたまる) | スリムラックでタオル・洗剤を収納 |
洗面所収納で気をつけたいポイント
収納アイテムを買い足す前に、以下のポイントを確認しておきましょう。
- サイズを必ず測ってから収納アイテムを購入する
- 湿気対策として通気性のよいカゴやメッシュ素材を選ぶ
- 使用期限切れの化粧品やスキンケア用品は定期的に処分する
- 掃除のしやすさを最優先に考える(浮かせる・吊るす)
収納グッズをたくさん買えば解決するわけではありません。まずは不要なモノを処分し、本当に必要なものだけを残してから収納方法を考えるのが正しい順序です。整理収納の基本的なやり方は以下の記事で解説しています。

よくある質問(Q&A)
Q. 洗面所の収納で最初にやるべきことは?
A. まずは洗面所にある全てのモノを出して、「使っているもの」と「使っていないもの」に分けることです。使いかけの化粧品や期限切れの日焼け止めなど、意外と不要なものが多いはずです。モノの量を減らしてから収納を考えると、必要な収納グッズの数も最小限で済みます。
Q. 賃貸でも壁面収納はできますか?
A. できます。Amazonなどで購入できる「ピンフック」や「吸盤フック」を使えば、壁に穴を開けずに収納スペースを作れます。マグネットが付く壁なら、マグネット式のホルダーが最も手軽です。退去時に跡が残らない方法を選びましょう。
Q. 家族が片付けてくれない場合はどうすれば?
A. 「戻す場所がわかりやすいこと」が最大のポイントです。ラベリングで定位置を明示し、ワンアクションで戻せる仕組みにすると、家族も自然と片付けるようになります。「片付けて!」と言うより、仕組みで解決するほうがストレスが少ないです。
Q. タオルの適正枚数はどのくらい?
A. 家族1人あたりフェイスタオル3〜4枚、バスタオル2〜3枚が目安です。「使う・洗濯中・ストック」の3ローテーションで回せる枚数が適正です。それ以上あると収納スペースを圧迫するので、古いものから入れ替えましょう。
Q. ドライヤーの収納方法でおすすめは?
A. 壁にフック付きのドライヤーホルダーを取り付けて吊るすのが一番おすすめです。引き出しにしまうとコードが絡まりやすく、出し入れが面倒になります。洗面台の横にホルダーを付ければ、使う場所のすぐ近くに収納できて効率的です。


まとめ:洗面所は「浮かせる」「仕切る」「減らす」でスッキリ
- 洗面台の上は最低限のモノだけにして掃除しやすくする
- 壁面を活用して「浮かせる・吊るす」収納を取り入れる
- ミラーキャビネットや洗面台下は仕切りケースで整理する
- すき間にスリムラックを入れて収納力を追加する
- 家族ごとにカゴを分けて持ち物を管理する
- 不要なモノを処分してからグッズを購入する
洗面所は毎日何度も使う場所だからこそ、収納を整えるだけで生活の快適さが大きく変わります。まずは洗面台の上のモノを減らすことから始めてみてください。



