「玄関が靴でいっぱい…」「傘が何本も出しっぱなし…」という状態になっていませんか。玄関は家の顔とも言われる場所なのに、気がつくとモノが溢れて散らかりやすいスペースです。
玄関収納の基本は「出しっぱなしにする靴は1人1足まで」というルールです。これだけで玄関の見た目は激変します。残りの靴はシューズボックスや収納アイテムを使って整理しましょう。
この記事では、玄関のたたきからシューズボックスの中まで、スッキリ整理する具体的な方法を解説します。来客時に自信を持って迎えられる玄関を一緒に作っていきましょう。

玄関が散らかる原因と対策
玄関が散らかるのには明確な原因があります。原因を知ることで、効果的な対策が見えてきます。
靴の数が収納容量を超えている
家族の靴が増えすぎて、シューズボックスに入りきらないケースが最も多いです。4人家族の場合、全員の靴を合わせると30足以上になることも珍しくありません。まずは「履いている靴」と「履いていない靴」を仕分けすることから始めましょう。
外出用の小物が散乱している
鍵、マスク、帽子、日焼け止め、虫除けスプレーなど、外出時に必要な小物が玄関に散らばりがちです。これらの定位置を作ることで、出かけるときの「あれどこ?」がなくなります。
傘の収納場所が決まっていない
傘立てに何本も傘が刺さっていたり、壁に立てかけてあったりと、傘の収納は後回しになりがちです。使える傘の数を「1人2本(長傘1本+折りたたみ1本)」に絞るだけで、傘の収納問題はほぼ解決します。
玄関は湿気がたまりやすい場所です。靴の湿気対策(乾燥剤・換気)を怠ると、カビや臭いの原因になります。シューズボックスの中にも定期的に風を通しましょう。
玄関収納のおすすめ方法7選
限られた玄関スペースを最大限に活かす収納方法を紹介します。
方法1:靴を「シーズンごと」に入れ替える
全ての靴をシューズボックスに詰め込むのではなく、今のシーズンに履く靴だけを玄関に置き、オフシーズンの靴はクローゼットや押し入れに移動させましょう。これだけでシューズボックスの使用率が半分になります。
オフシーズンの靴は、100円ショップで買える透明のシューズケースに入れて保管すると、何が入っているかひと目でわかります。乾燥剤を一緒に入れておけば、カビ対策も万全です。
方法2:シューズボックス内に「靴ホルダー」を使う
靴ホルダー(シューズスタッカー)を使えば、1足分のスペースに2足収納できます。左右の靴を上下に重ねて収納するシンプルなアイテムですが、収納力が一気に2倍になります。
ニトリや100円ショップで手に入ります。高さ調節ができるタイプを選ぶと、スニーカーからブーツまで対応できて便利です。

方法3:シューズボックスの扉裏を活用する
シューズボックスの扉の裏側に、フックやワイヤーネットを取り付けましょう。鍵やマスク、靴べらなどの小物を掛けて収納できます。外出時に必要なモノをここにまとめておけば、「出かけるときに玄関で完結」する動線が作れます。
方法4:マグネット傘立てでスリムに収納
大きな傘立ての代わりに、玄関ドアにマグネットで貼り付けるタイプの傘ホルダーを使うと省スペースです。傘2〜3本を収納でき、ドアの内側に付ければ見た目もスッキリします。
Amazonで「マグネット 傘立て」と検索すると、さまざまなデザインが見つかります。
方法5:突っ張り棒でシューズボックス内を仕切る
シューズボックスの棚板と棚板の間に突っ張り棒を渡すと、サンダルやスリッパを引っ掛けて収納できます。棚板の上にはスニーカーを、突っ張り棒にはサンダルを引っ掛ければ、1段で2種類の靴が収まります。
方法6:外出小物は「お出かけセットBOX」にまとめる
鍵・マスク・ハンカチ・ティッシュ・日焼け止めなど、外出時に必要な小物を1つのボックスにまとめておきましょう。出かけるときにこのボックスから必要なものを取り、帰ったら戻す。このルーティンが身につくと、忘れ物がなくなります。
方法7:「1足買ったら1足手放す」ルールを設ける
靴の総量を増やさないためのルールです。新しい靴を買ったら、古い靴を1足処分する。この「ワンイン・ワンアウト」を家族全員で守ることで、玄関の靴が増え続ける問題を根本から解決できます。

靴の断捨離チェックリスト
収納を考える前に、まずは靴の数を適正量に減らしましょう。以下のチェックリストに当てはまる靴は、処分を検討してみてください。断捨離の具体的なやり方は以下の記事で詳しく解説しています。

| チェック項目 | 判断基準 |
|---|---|
| 1年以上履いていない | 今後も履く可能性は低い。処分候補 |
| サイズが合わない | 無理して履くと足を痛める。処分 |
| ソールがすり減っている | 修理できるなら修理、無理なら処分 |
| 同じ用途の靴が3足以上ある | よく履く2足を残して処分 |
| デザインが古くて履く気にならない | 「いつか履くかも」は履かない。処分 |
靴の適正量は1人8〜10足が目安です。普段用2〜3足、仕事用1〜2足、季節靴(サンダル・ブーツ)2足、冠婚葬祭用1足、スポーツ用1足で構成すると、シーンをカバーしつつ無駄がありません。
玄関の「ニオイ対策」も忘れずに
玄関は靴のニオイがこもりやすい場所です。収納と合わせてニオイ対策もしておきましょう。
シューズボックスに重曹を置く
重曹を小瓶やお茶パックに入れてシューズボックスの各段に置いておくと、消臭効果があります。1〜2ヶ月で交換し、使い終わった重曹は掃除に使えます。
靴用の乾燥剤を入れる
シリカゲルの乾燥剤を靴の中に入れておくと、湿気を吸収してニオイとカビを予防できます。天日干しで繰り返し使えるタイプがコスパ良くおすすめです。靴の断捨離基準については以下の記事も参考になります。



定期的にシューズボックスの扉を開ける
週に1回はシューズボックスの扉を開けて換気しましょう。天気のいい日に30分〜1時間開けておくだけで、湿気とニオイがかなり改善します。


よくある質問(Q&A)
Q. シューズボックスがない賃貸はどうすればいい?
A. 突っ張り式のシューズラックがおすすめです。天井と床で突っ張るタイプなら、壁に穴を開けずに設置できます。スリムなタイプなら幅30cm程度で、6〜8足の靴を収納できます。また、IKEAのシューズキャビネットは奥行き17cmと薄型なので、狭い玄関にも設置しやすいです。
Q. 子どもの靴が増え続けるのですが…
A. 子どもの足はすぐに大きくなるので、サイズアウトした靴はこまめに処分しましょう。状態がよければフリマアプリで売るのも手です。「今の足に合う靴」と「1サイズ上のストック」だけを玄関に置き、それ以外は手放すルールにすると管理しやすくなります。
Q. ブーツの収納方法でおすすめは?
A. シーズンオフのブーツはクローゼットに保管しましょう。ブーツキーパーを入れて型崩れを防ぎ、不織布のシューズバッグに入れて保管すると長持ちします。シューズボックスに入れる場合は、棚板の高さを調整して縦に収納しましょう。
Q. 玄関に置いておくと便利なモノは?
A. 鍵・マスク・ハンカチ・印鑑・宅配便用のペン・エコバッグがあると便利です。ただし「便利だから」と何でも置くと散らかるので、本当に玄関で使うモノだけに絞りましょう。シューズボックスの上にトレーを1つ置いて、そこに収まる分だけと決めるのが効果的です。
Q. 傘の適正本数はどのくらい?
A. 1人あたり長傘1本+折りたたみ傘1本の計2本が目安です。4人家族なら合計8本。それ以上あるなら、壊れている傘やビニール傘を処分しましょう。コンビニで買ったビニール傘がどんどん増えるパターンが多いので、折りたたみ傘を持ち歩く習慣をつけるとビニール傘が不要になります。
Q. 玄関収納で一番効果が大きいのは?
A. 「たたきに出す靴を1人1足にする」だけで、玄関の印象が激変します。収納グッズを買う前に、まずはこのルールを試してみてください。帰宅したら靴をシューズボックスにしまう習慣がつけば、玄関は常にスッキリ保てます。
まとめ:玄関収納は「靴の量を減らす」ことが最大の近道
- たたきに出す靴は1人1足まで、残りはシューズボックスへ
- 靴ホルダーでシューズボックスの収納力を2倍にする
- オフシーズンの靴はクローゼットに移動して入れ替え制にする
- 傘は1人2本(長傘+折りたたみ)に制限する
- 外出小物はお出かけセットBOXにまとめる
- 重曹と乾燥剤でニオイ・湿気対策を忘れずに
玄関は面積が狭い分、片付けの効果が目に見えやすい場所です。まずは靴の断捨離から始めて、1人1足ルールを試してみてください。きっと「こんなに変わるんだ」と驚くはずです。



